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ディレクター・大森滋氏が語る、2つのソフトに込めた想いとは?

  • 本作のディレクターを務める、株式会社ゲームフリーク 大森滋氏からの、『ポケットモンスター サン・ムーン』2つのソフトに込めた想いについて、コメントを紹介するぞ!

『サン・ムーン』という2つのタイトルにした理由

-私たちの暮らす地球にはたくさんの生命があふれています。
地球は太陽を中心に回転し、月は地球を中心に回転しており、地球から見た際には、それぞれ同じような軌道で空を回っていますが、見方を変えることで、回転の仕方が異なることが分かります。
地球と太陽と月、それぞれが互いに引き合い、影響し合いながら生命を育んでいるのです。

人間も、それぞれ色々な人と関わっています。
自分が誰かに影響を与え、誰かから影響を受け、奇跡的なバランスの上で、自分がここにいられるのです。

今作では互いに影響を与え合う“人間とポケモンの関係性”、“生命の輝き”を表現したいと考え、地球という星に大きな影響を与えた太陽と月を、今作のタイトルとして選ぶことにしました。

  • 2つのタイトルそれぞれの世界の違いについて

    -サンとムーンでは、12時間の時差があります。
    バージョンによって、ここまで大きな差があるというのは、初めての試みです。

    アローラ地方では、同じ道路でも昼と夜で出現するポケモンが異なりますので、12時間の時差があることで、まったく違った体験をすることができます。

    ポケモンだけではなく、イベントにも違いがありますので、それぞれの世界を楽しんでもらえればと思います。

  • 夜や夕方の表現に対するこだわり

    -アローラ地方の豊かな自然や、美しい街並みを表現するために、光の表現にもこだわりました。包み込むような優しい月の光であったり、日没の真っ赤な海の色であったり、同じ場所でも時間を変えることで、まったく違った表情を見せてくれます。

    同じイベントでも、サンでしか、ムーンでしか見られない自然の表情がありますので、それぞれを見比べてみるのも面白いかと思います。

    まるで自分がアローラ地方にいるかのような臨場感、空気感を感じてもらえるよう、作り込んでいます。

2つの異なる
世界の秘密を徹底解剖

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